2022年9月9日(金)
「国葬」弔意強制するな
今こそ疑惑究明して
宗教者が行動
![]() (写真)「弔意を強制するな」と訴える宗教者ら=8日、東京都渋谷区 |
安倍晋三元首相の「国葬」に「弔意を強制するな」と宗派を超えた宗教者が8日、東京・渋谷駅前で祈念行動をしました。「平和をつくり出す宗教者ネット」などが呼びかけ、スピーチやシールアンケートを行いました。
「日本カトリック正義と平和協議会」の弘田しずえさんは、死者を悼むことは心の自由な表現であり、国家が押し付けてはいけないと強調。「『国葬』は民主主義のため」とする政府の主張に対し、日本山妙法寺の武田隆雄さんは、「民主主義を壊し、守らなかったのは安倍元首相だ」と指摘しました。
両親がカトリック教徒の男性(55)=京都府宇治市=は「国葬は憲法違反」と書かれたプラカードを掲げます。「安倍さんが亡くなってしまったからこそ、国葬ではなく、国を挙げて森友・加計問題など疑惑を究明してほしい」と語ります。
当初2億5000万円とされた国葬費用は、6日に16億6000万円に膨らむと発表されました。友人を待っている間、訴えを聞いていた20代の女性は「国葬は反対。終わったらもっと費用が増えると思う」と言います。
シールアンケートでは、国葬に「賛成」が4人、「反対」が22人と「反対」が大きく上回りました。「反対」にシールを貼った80代の女性=東京都渋谷区=は、自民党と統一協会の関係に憤ります。「祝電を送っておいて、『知らない』『関係ない』は通じない」
宗教者ネットが発表した「国葬」の閣議決定撤回を求める共同声明には、現在1000人以上が賛同。祈念行動は2日から始まり、「国葬」が予定されている27日まで毎週行う予定です。










