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2022年9月9日(金)

医療費2倍化阻もう

高齢期運動連絡会や社保協

各地で奮闘

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(写真)「医療費2倍化やめよ」と訴える宣伝行動の参加者ら=6日、東京都杉並区・阿佐ケ谷駅前

 10月1日から実施が狙われている75歳以上の医療費2倍化を中止に追い込もうと、各地の日本高齢期運動連絡会や社会保障推進協議会は宣伝・対話行動に取り組んでいます。

 東京の高齢期運動連絡会は、コロナ禍で医療費2倍化はストップすべきだと強調。自公政権の“全世代型社会保障”を転換させる大きな運動にしようと訴えています。

 同連絡会の菅谷正見事務局長は「全世代型社会保障」とは「医療にはかかるな・介護は受けるな・死ぬまで働け・負担はふやすが国は社会保障に責任はもたない」―これが本質だと指摘します。

 6日は、阿佐ケ谷駅頭(杉並区)宣伝に杉並社会保障推進協議会をはじめ、東京土建、年金者組合、東京西部保健生協などから30人が参加。巨大横断幕を掲げ「日本でも1973年から10年、高齢者の医療費は無料でした。今は税金、保険料さらに窓口の支払い。こんなに税・保険料が重く、社会保障が低い先進国はない」との訴えに署名に足を止める人が続きました。

 4日は大田区の蒲田駅頭で、社会保障推進協議会、生活と健康を守る会、区労連、新日本婦人の会、年金者組合、城南保健生活協同組合、城南福祉医療協会から35人が集まりました。9日に台東区、10日に江東区でも共同行動が計画されています。

 中央社会保障推進協議会は中央共同行動として、国会請願署名の提出(21日)、新宿大宣伝(25日)を行い、国際高齢者デーでもある10月1日には「怒りの新宿デモ」を構え、参加を呼び掛けています。


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