2022年9月9日(金)

デニー知事　各地走る

明るい未来の沖縄県へ

“辺野古埋め立て容認”決してさせない

　沖縄県知事選挙の投票日までの勝敗を決する「三日攻防」に突入した８日、玉城デニー知事は朝から各地を走り回りました。糸満市の宣伝では兼城（かねぐすく）交差点の四つ角に多くの市民が集まり元気に手を振りました。

（写真）訴える玉城デニー知事＝８日、沖縄県糸満市

「三日攻防」に突入

　駆け付けたデニー氏は、登校前に宣伝に顔を出した高校生２人とグータッチ。デニー氏は「この選挙は、これからみんなが参加する明るい未来の沖縄県をつくっていくのか、それとも政府言いなりの沖縄県をつくっていくのかの選挙です」と強調。辺野古の埋め立てを容認する相手陣営の主張に対して、「『そうではない』という声をかき消されてしまったら、まるでそういう声は存在しないというような選挙結果になりかねません。決してそういう結果にしてはいけません」と訴えました。

　デニー氏の応援歌「デニーアゲイン」を作詞した川﨑善美さん（７４）＝糸満市＝は「サキマさんの支持者でも『戦争は嫌い』という人が多い。そういう人とも対話をしてデニーさんを絶対再選させたい」と話しました。