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2022年9月8日(木)

北海道地震4年 町長と復旧課題懇談

紙・畠山氏が厚真町を訪問

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(写真)懇談する(左から)宮坂町長、紙、畠山、伊藤氏=6日、北海道厚真町

 北海道地震から4年の6日、日本共産党の紙智子参院議員と畠山和也元衆院議員は、最大震度7を観測した厚真町を訪れました。

 「今日、本町に来ると連絡があった国会議員は紙さんだけです」と出迎えた宮坂尚市朗町長。毎年、安平、むかわ両町長と3人で政府に要請していることについて、「被災地は時を経て新たな復旧の課題が生まれてきます。受け止めてほしい」と語りました。

 国は成長する分野に投資する「ファンド」化してきていると懸念を表明。「効果」だけで測れない、支援が必要な分野に予算が手当てされるよう求めました。5年間水張りしなければ対象外とされる「水田活用直接支払交付金」の改悪を是正するよう訴えました。

 畠山氏が「災害を経験して町職員のみなさんに変化はありますか」と質問。宮坂町長は「平常業務と復旧、チャレンジという三つの姿勢で、さらに町民それぞれの課題に対応し、スキルが向上しています」と職員の努力をねぎらいました。

 紙氏は「町長から災害にコロナ、物価高騰の“トリプルパンチ”という話がありました。地方と第1次産業に光が当たる政治に転換するために頑張ります」と表明しました。

 献花台と昨年建立された「慰霊碑」で手を合わせました。伊藤富志夫町議が同行しました。


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