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2022年9月7日(水)

きょうの潮流

 「人の命を預かっているのに、手取りは15万円」。冷暖房もない過酷な労働環境で昼食の時間がとれないときもある。必要な工具も支給されず、自腹で購入してきた―▼自動車整備士の窮状を伝える記事がネットで配信されていました。ちょうど、安倍元首相の国葬費用が当初発表の6倍以上、16億円余になるとのニュースに重なって話題になりました▼コロナ禍や多発する災害、くらしに深刻な影響を与えている物価高騰…。それだけの税金を国民の命や生活のために使えば、どれだけの人びとが救えるか。そんな声がネット上にもあふれています。実際は政府見通しの費用では収まらないとの見方も多い▼「短期間でこれだけの署名が集まったのは、国民にいかに不満がうずまいているかの証明だ」。個人や団体が呼びかける国葬反対の署名が累計で40万をこえました。呼びかけ人のひとりは「日に日に反対が増えている。今からでも遅くはない。取りやめて」と訴えています▼内閣府提出の共同会見。東大名誉教授の上野千鶴子さんは安倍元首相の失政を国民は決して忘れておらず、許してもいないとして、「国論を割って対立をあおるような国葬に反対したい」と語りました▼それにしても、つい2カ月ほど前の参院選後は「黄金の3年間」などと浮かれていた自民党が窮地に追い込まれています。よりそうふりだけの岸田首相の本性も見透かされてきました。いくら顔ぶれがかわっても、この党そのものが、国民の願いと反していることも。


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