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2022年9月7日(水)

「オール沖縄」合同宣伝

町村選も告示

北谷・新垣氏 デニー知事と

写真

(写真)知事選と町議選の必勝に向け「頑張ろう」を三唱するデニー知事(右から4人目)と新垣町議候補(同2人目)ら=6日、沖縄県北谷町

 史上初めて沖縄県知事選(11日投票)と同時に行われる統一地方選のうち19町村議選が6日、告示されました。北谷町(定数19、立候補24)では、玉城デニー知事と「オール沖縄」の候補者が並ぶ合同宣伝を実施。日本共産党からは新垣ちあき氏(46)=現=が2期目を目指します。

 デニー知事は「県民の暮らし、なりわい、教育、医療を底上げする取り組みを皆で進めなければならない」と語り、そのためにも統一地方選で「オール沖縄」の候補者の当選が必要だと訴えました。

 また、県内全41市町村で子どもの通院費無料化を中学卒業まで拡充させたと紹介。さらに北谷町では10月から高校卒業まで拡充するとして、「県と市町村で気持ちと予算を持ち合えば実現できる」と強調しました。

 さらに、米軍普天間基地(宜野湾市)に隣接する小学校の土壌から高濃度の有機フッ素化合物PFASが検出されたとする報道に触れ、「国が本腰を入れて対策しないのであれば、県と市町村が民間と協力し、命の水を守るために取り組んでいく」と表明しました。

 渡久地政志北谷町長が駆けつけ、米軍基地によって地域経済や町づくりが阻害されてきたと語り、「デニー知事を再選させ、自立した経済・町づくりを進めよう」と訴えました。

 初めて演説を聞いた参加者(21)は「PFASの問題を初めて知り、日常と政治がつながっていることが分かった。デニーさんにはぜひ頑張ってほしい」と期待しました。


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