2022年9月5日(月)
市民の命と健康守る
宜野湾市長選告示 ナカニシ氏訴え
デニー知事応援
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沖縄県知事選と同日投票の宜野湾市長選が4日告示(11日投票)されました。米軍普天間基地(同市)の即時閉鎖撤去、辺野古新基地建設ノーを掲げる「オール沖縄」のナカニシ春雅候補(61)=無・新=は、出発式で「沖縄の誇りをかけたたたかい。負けられない」と述べ、応援に駆け付けた玉城デニー知事とともに勝利を何としても、と訴えました。
ナカニシ候補は、市民の命と健康を守るため、米軍由来の有毒な有機フッ素化合物PFASの調査を市独自に行うことを表明。国とのパイプを強調する現市政が実現できていない学校給食費の無料化について、「デニー知事と連携し必ず実現する」と力を込めました。
デニー知事は、辺野古に新基地を造らせずに、普天間基地の一日も早い閉鎖・返還を求める県民の民意は、過去2度の知事選と19年の県民投票で明確に示されていると強調。「本来なら決着がついているはずだ。しかし、政府はこの民意を一顧だにしていない」と批判しました。
軟弱地盤で新基地そのものが完成不可能であることにも触れた上で、「今度の知事選とナカニシさんの勝利で、もう一度、政府に民意を突きつけていこう」と呼びかけました。