2022年9月4日(日)
米空軍オスプレイ飛行再開
構造的問題は未解決、原因も不明
![]() (写真)東京・横田基地に配備されたCV22オスプレイ |
米空軍特殊作戦コマンドは2日(現地時間)、機体の不具合によるCV22オスプレイの全機地上待機命令を解除しました。
これを受け、防衛省北関東防衛局は3日、米空軍横田基地(東京都)周辺の自治体などに、同基地に配備されているCV22が3日以降、短時間の試験飛行を行い、7日以降、通常の運用を再開すると通知。米側の決定は「問題がない」として全面的に追認しました。
米空軍によると、不具合はプロペラとそのエンジンをつなぐクラッチが離れ、再結合する際に衝撃が発生する現象です。過去6週間で2件発生したとして、8月17日付で地上待機を命じました。
防衛省によると、米国防総省は運用手順の確認や乗組員に対する教育・訓練の追加、機体点検の継続的な実施などにより、CV22の飛行の安全確保が「確認できた」としています。
しかし、米空軍は不具合の原因を特定できておらず、構造的な問題の解決は「長期的な目標」だとしています。「教育・訓練の追加」=乗組員任せによるその場しのぎの対応であり、自治体や住民の不安や反発は避けられません。
住宅地上空で目撃
![]() (写真)飛行再開の発表と合わせて飛行した横田基地のCV22オスプレイ=3日午後3時40分ごろ、東京都あきる野市(前田眞敬さん撮影) |
横田基地の西側の東京都あきる野市に住む前田眞敬さん(78)は、3日午後3時40分ごろ、自宅の西側を北から南に飛行し、東へ旋回して横田基地の方向へ飛行したのを目撃。「『不具合が発生した場合に対処できるよう、乗員を最大限、訓練する』といって住宅地上空で訓練飛行するのは危険で許せない」と話していました。











