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2022年9月3日(土)

第28回党大会第二決議を学び、強く大きな党づくりで選挙勝利を

党建設・選挙オンライン学習会 市田副委員長が講義

 日本共産党は2日、「第28回党大会第二決議にもとづく党建設と選挙活動オンライン学習会」を党本部と各都道府県を結んでおこないました。講師は市田忠義副委員長です。第6回中央委員会総会は、「党創立100周年記念 統一地方選挙勝利・党勢拡大特別期間」をよびかけ、その成功へ、法則的な党建設の方向を全面的に明らかにした第28回党大会第二決議を「全党員が読み、みんなで実践にとりくむこと」をよびかけました。その一環として、党機関が深く身に付けるためにおこなった学習会です。


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(写真)講義する市田忠義副委員長=2日、党本部

 市田氏は、大きく4点にわたって自身の長年の努力と経験も交えて講義しました。

参議院選挙結果をふまえた党建設の位置づけ

 第1の柱は、参議院選挙結果をふまえた党建設の位置づけについてです。

 「6中総決定と第28回党大会第二決議には、どうすれば強く大きな党がつくれるか、『党建設前進の道はここにある』ということが示されています」とのべ、党建設は、自ら現実に立ち向かい、苦闘して切り開く以外に道はない、その「道しるべ」が6中総決定と第二決議だと指摘しました。

 6中総決定が明らかにした選挙結果のとらえかたの基本点について▽「二重の大逆流」を押し返す過程での一断面である▽東京選挙区の山添拓候補の勝利から学ぶべきこと▽正確な論戦は今後に生きる、正しい論戦は組織を強くする―をあげて解明しました。

第二決議を実践する党へ

 そのうえで、「『二重の大逆流』を押し返しつつあったが押し返し切れなかったことも事実」とのべて、党建設の前進のため、第二決議を使いこなし実践する党への自己改革が問われていると強調しました。

 「特別期間」の位置づけと目標について、「党づくりの遅れを抜本的に打開する」ということこそ最大の意義だとのべ、「量質ともに強大な党の建設は、『二重の大逆流』をはね返して党の躍進をかちとるとともに、市民と野党の共闘を再構築するうえで不可欠な課題だということをこの講義と6中総決定の討議で深くつかんでもらいたい」と指摘。疑問や意見を曖昧にせず、「わかった、足を踏み出そう」と、腹に落ちるまで討議すること、段階論ではなく「学びつつ実践」「実践しつつ学ぶ」ことだとのべました。

 支配勢力による幹部攻撃も「二重の大逆流」のなかで捉え、攻勢的に立ち向かう必要があるとして、論文「日本社会の根本的変革をめざす革命政党にふさわしい幹部政策とは何か」(「赤旗」8月24日付)にそって詳しくのべました。

第二決議にもとづく党づくり――世代的継承を中軸とした党員拡大

 講義の第2の柱は、第二決議にもとづく党づくり―世代的継承を中軸とした党員拡大についてです。

根幹は党員拡大

 党員拡大を党建設・党勢拡大の根幹にすえる重要な意味を、第22回党大会決定を引いて丁寧に明らかにしました。

 市田氏は、「たとえば支部が『集い』を開くと、党機関が『何人集まったか、何人決意したか』だけを聞くのではだめだと思います。どんなことが議論になったのか、党員だけの参加であっても、住民の方々に『集い』を知らせたことは、支部の存在を知らせたわけだから成果です」とのべ、第二決議にもとづく党員拡大は始まったばかり。「ともに学び、ともに成長する」という意味を深く読み取ってほしいとよびかけました。

 「変化する国民、新しい運動、新しい層に目を向け、足を踏み出そう」(第二決議)にかかわって、「折り入って作戦」は「『国民とともに政治を変える』という党綱領路線にもとづく選挙活動の大道に立った方針」(6中総決定)であると強調。相手の要求や関心をよく聞き、語り合うことで、ともに政治を変えるパートナーをつくっていくことの大切さを明らかにし、▽SNSの積極的な活用▽党員が国民と結びつくこと自体を励ます▽新しい運動、新しい層のとりくみに、思い切って参加する―の諸点を解説しました。

 市田氏は、「『一人ひとりの党員の初心と可能性が生きる党になろう』は、第二決議の方針の要」と力説し、ともに学び、ともに成長する姿勢で、日常不断に入党を働きかけることなど、そのポイントを詳しく解明しました。

「赤旗」中心の党活動

 「しんぶん赤旗」中心の党活動の今日的意義について、「今日のメディア状況に照らしても、『赤旗』中心の党活動は、多数者革命の事業を成功させるうえで不可欠」とのべて、「赤旗」が果たしてきたスクープやキャンペーンをあげて、その重要性を指摘しました。

 4中総決定を紹介して、「『赤旗』で国民と結びつくことが、こんなに大事なときはありません」と語りました。

 第二決議が訴えた、「赤旗」を守り、発展させるための機関紙活動の二大課題(①新しい読者を増やし、「赤旗」発行の危機を打開する②条件のあるすべての党員が、配達・集金活動に参加する)について、「この課題との関係でも、第二決議が全体で位置づけた党の世代的継承を成功させることがどうしても必要です」と語りました。

学習で誇りと確信を

 「党への誇り、変革への確信あふれる党をつくろう」とよびかけた市田氏は、党綱領の一大学習運動にとりくみ、すべての党員が学び、国民に語れる党になる、学習は“暇があったら”ではなく、党員の重要で不可欠の任務、新たな支部指導部、機関役員、議員候補者を育てるために、党綱領、科学的社会主義、党史、規約と党建設という「四つの内容」を学ぶことが重要で、とりわけ党建設の理論は要の一つ―と指摘しました。

日本の未来担う党へ

 「日本社会の未来を担う党をつくろう」とよびかけて、職場、青年・学生、真ん中世代の党活動について詳述しました。

 職場支部について「第二決議の方針の全体が、職場支部にこそ求められる」として、いまある職場支部の活動の発展に力をつくす、全党の結びつきを生かして空白の職場に党支部をつくるという4中総の「二つの努力方向」をあらためて紹介。職場の矛盾、労働者の要求のなかに展望があり、人間的信頼関係づくりが支部活動の基本であること、地域支部も含め全党の力で、労働者を党に迎え、計画的に職場支部を結成するため、党機関がイニシアチブを発揮することを強調しました。

 青年・学生分野では、「今後の党づくりの大きな可能性を示す重要なとりくみが生まれている」(6中総決定)という指摘から、党として、青年・学生の模索を、綱領と科学的社会主義の学習で希望と展望につなぐことがいよいよ大切になっているとのべ、党大会後の民青の食料支援の発展と、学生分野の前進を紹介しました。

 真ん中世代のなかでの党活動と党建設について、真ん中世代の党員の初心と可能性を生かす場ができた、真ん中世代党員が地域・職場支部の新たな担い手になっている、同世代の中での要求運動、選挙戦、党建設などに新しい広がりが生まれていることをあげて、「新しい人を党に迎える経験が生まれていることは希望」とのべました。

支部と党員がもつ力を引き出せる党機関になろう

 第3の柱は、支部と党員がもつ力を引き出せる党機関になろうです。都道府県委員会と地区委員会の任務と役割について話をすすめました。

 支部を指導・援助する地区委員会の第一義的任務は、職場、地域、学園で党を代表して活動し、政治活動、選挙活動、国民運動にとりくむことです。

 要求実現、宣伝、対話などで多数者の支持を得て、新たな結びつきを広げ、絶えず若い世代の中に党をつくることに力を尽くし、国民の中に深く根ざした党をつくることをよびかけました。

 地区委員会の任務の大きな二つ目は、支部の指導です。

 市田氏は、「苦労も多いですが、なにものにも代えがたい喜びがあります。国民と結びついて頑張っている支部に生き生きと活動してもらうための援助は、地区委員会だけができることです」と話しました。そのうえで、「政策と計画」をもって自覚的に活動する支部にしていく方針の意義について、政党が国民と結びついて、草の根から政治を変える力に発展させていく「政党としての大道」にたった活動だと強調しました。

 党がもつ主体的な力を引き出すために「党機関の活動の重点を支部の援助におき、『政策と計画』をもった『支部が主役』の党活動を広げ、すべての支部、すべての党員が自覚的に参加する活動」(第二決議)をつくることが必要だと強調。その出発点として「支部への親身な指導と援助」について詳しく語りました。

 「党機関が支部の悩みや苦労に耳を傾け、ともに解決に努力」「支部と党員が元気になる政治指導の重視」――この二つが大切だと指摘し、「合点がいけばみんな頑張ります」と市田氏。「手間がかかるようだけれども、そこを抜きにしてはうまく進みません。政治指導に習熟することです」

 それでは、すべての地区役員が支部を援助するように努力するには何が大切か―。「地区役員の力量を高める努力が非常に大事」といいます。地区委員会総会が、「支部が主役」の活動の後押しができるように経験や悩みを交流できる場となれば、支部に行くことが「苦手」な地区役員も自信を得ることができるとのべ、これが「地区委員長の一番の仕事です」と話しました。

党機関幹部のはたす重要な役割

 今日の党機関幹部が果たす役割について、「機関幹部がいまこそ先見性と不屈性を発揮する時です。支配勢力を上回る政治的な力と気概をもった安定した指導集団をつくることが必要です」とのべました。方針の実践のためには、幹部が深く学び、理論的政治的な力をつけ、綱領の立場に立って支部と党員を励ましていくとともに、幹部集団の政治的・組織的・人間的な団結が大切だと指摘しました。

 党機関の民主的運営、民主的討議の重要性にふれたあと、「指導とは何か」について「正しい指導とは、命令ではなくして道理に立ち、実情にあったもので、すべての党員を納得させうるものです」とのべました。

 党機関の地方議員団への援助、新しい議員の成長を支える援助などについてのべました。

統一地方選挙について

 第4の柱は、統一地方選挙についてです。

 6中総決定の統一地方選挙の意義と目標を改めて確認し、総選挙後の中間選挙の結果と教訓を高知県などの経験をあげて解明し、地方選挙の得票目標をどう決めるかなどについてのべました。

 最後に市田氏は、「党歴が何年になっても、年齢をいくら重ねても、お互いに絶えず綱領や規約、党中央の諸決定に立ち戻って、謙虚に日々自己改革をはたそうではありませんか。この学習会を新たな自己改革の出発点にしていただけたら幸いです」と講義を結びました。

党大会第二決議にもとづく党建設・選挙の学習会

1、参議院選挙結果をふまえた党づくりの位置づけ

 ①6中総決定が明らかにした選挙結果のとらえかたの基本点

 (1)「二重の大逆流」を押し返す過程での一断面

 (2)山添拓候補の勝利からなにを学ぶべきか

 (3)正確な論戦は今後に生きる。正しい論戦は組織を強くする

 ②6中総決定と党建設

 (1)党大会第二決議にたちかえり強く大きな党を

 (2)「特別期間」の位置づけと目標

 ③支配勢力による幹部攻撃も「二重の大逆流」のなかでとらえる。革命政党の幹部政策と民主集中制

 ④岸田政権の危機と行き詰まりは深刻

2、党大会第二決議にもとづく党づくり――世代的継承を中軸とした党員拡大

 ①党員拡大を党建設・党勢拡大の根幹にすえて

 ②変化する国民、新しい運動、新しい層に目を向け、足を踏み出そう

 (1)6中総決定と「折り入って作戦」――「国民とともに政治を変える」綱領の立場で

 (2)党員が国民と結びつくこと自体を励ます

 (3)新しい運動、新しい層のとりくみに、思い切って参加する

 ③一人ひとりの党員の初心と可能性が生きる党になろう

 (1)ともに学び、ともに成長する姿勢で、入党を働きかける

 (2)党員拡大の改革・改善の重要性を二つの点から見る

  ・第二決議の方針は、党規約第2条、第4条にもとづく党員拡大のあり方

  ・「労働者や若い世代を大胆に迎えていくため」の方針

  ・新しい「入党のよびかけ」を積極的に活用しよう

 (3)党員拡大をすべての支部の日常不断のとりくみにすることが、第二決議にもとづく党員拡大の大道

 (4)「楽しく元気のでる支部会議」の努力を発展させる三つのポイント

 (5)支部と機関が協力して、若い世代の成長と活動の場を保障する

 (6)市民道徳と社会的道義を守り、ハラスメントを根絶する

 ④「しんぶん赤旗」中心の党活動の今日的意義と課題

 (1)今日のメディア状況のもとで、多数者革命の事業の成功に不可欠

 (2)新しいステージのもとで「しんぶん赤旗」中心の活動がいよいよ重要に

 (3)第二決議にもとづく機関紙活動の二つの課題

  ・「しんぶん赤旗」発行の危機打開へ、新しい読者を増やす

  ・配達・集金活動の打開―根本的には根幹の党員拡大・世代的継承が必要

 ⑤党への誇り、変革への確信あふれる党をつくろう

  ・党綱領の一大学習運動――すべての党員が学び、国民に語れる党に

  ・学習は“暇があったら”ではなく不可欠

  ・「四つの内容」を学ぶ――新たな支部指導部、機関役員、議員候補者を育てる

 ⑥日本社会の未来を担う党をつくろう――職場、青年・学生、真ん中世代

 (1)職場支部こそ第二決議を指針に、労働者のなかでの党づくりを

  ・職場の矛盾、労働者の要求のなかに展望が――人間的信頼関係づくりが支部活動の基本

  ・全党の力で、労働者を党に迎え、計画的に職場支部の結成

 (2)青年・学生の模索を、綱領と科学的社会主義の学習で希望と展望に

  ・党大会後、コロナ禍での民青の学生食料支援の発展と、学生分野の前進

 (3)真ん中世代のなかでの党活動と党建設

3、支部と党員がもつ力を引き出せる党機関になろう

 ①中間機関の任務と役割(規約第5章、6章)

 (1)その地方・地域で党を代表して活動する

 (2)第一義的任務として政治活動、選挙活動、国民運動にとりくむ

 (3)地区委員会は、支部を直接指導する特別の任務をもっている

  ・「政策と計画」をもち、自主的・自覚的に活動する支部へ

  ・支部と党員をよく知り、力を合わせてすすめる

  ・すべての地区役員が支部を援助するように努力する

 (4)中央・都道府県の決定の徹底をはかるとともに、具体化・実践する

 ②党機関活動の改革と刷新

 (1)党機関幹部のはたす重要な役割

 (2)党機関が直面する課題だけでなく、たえず中長期の視野にたって、党づくりを進める

 (3)機関の民主的運営、民主的討議の重要性

 (4)支部と党員がもつ力を引き出す政治指導

  ・一般指導と個別指導に習熟する

 (5)新しい幹部を育成し、女性幹部を増やし、機関体制の強化をはかる

 (6)党機関財政を確立し、全党の力で専従者を支える

 (7)地方議員団への指導と援助

4、統一地方選挙について

 ①統一地方選挙の意義と目標

 ②総選挙後の中間選挙の結果と教訓

 ③統一地方選挙勝利をめざす政治・組織方針

 ④地方議員・候補者は、勝利を切り開く先頭に立って奮闘しよう

終わりに


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