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2022年9月3日(土)

誰一人取り残さない沖縄を

デニー知事、カイザ県議候補

那覇市 市場、商店街で訴え

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(写真)買い物客から激励を受けるデニー知事(右)と上原県議候補(左)=2日、那覇市

 大激戦の沖縄県知事選(11日投票)で、「オール沖縄」の玉城デニー知事は2日、同日告示された県議補選に挑む「オール沖縄」の上原カイザ候補とともに、那覇市の中心部に位置する公設市場やアーケード商店街を歩いて訴えました。買い物客や店主らが次々と手を振って「頑張って」と声をかけ、グータッチや写真撮影を求める若者らも相次ぎました。

 商店街の人たちからコロナで傷んだ経済の回復や観光振興への期待の声をかけられたデニー知事は、約7000億円近くの予算を投じ、新型コロナウイルス対策や経済対策、暮らしを守るセーフティーネット対策を進めてきたと紹介。今年度策定した「新・沖縄21世紀ビジョン基本計画」や「沖縄県観光振興基本計画」などの振興計画が進み始めていると述べ、「感染防止対策を取りながら経済を回していく政策を実行させていただくためにも、2期目の政策を力強く後押ししてほしい」と呼びかけました。

 上原候補は「誰一人取り残さない沖縄をデニー知事と共につくっていく。デニー知事を支える与党の確かな1議席を」と必勝を訴えました。

 貴金属店の店長の女性(55)は「平和があるから経済、商売ができる。基地はなくしてほしい」とデニー知事への期待を語りました。コロナ禍からの経済回復を願う衣料品店の男性店主(73)は、沖縄振興予算を減額する政府の対応に「ひどい話だ」と憤り、辺野古新基地建設に反対を貫くデニー知事を応援したいと話しました。


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