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2022年9月3日(土)

沖縄県議補選 上原カイザ氏が立候補

「オール沖縄」デニー県政支える一枠を

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(写真)団結ガンバローをする上原県議候補(前列左から3人目)と、(右へ)デニー知事、翁長那覇市長予定候補、城間那覇市長(同左端)、赤嶺政賢衆院議員(後列右端)ら=2日、那覇市

 11日投開票の沖縄県知事選と同日に実施される県議補選(那覇・南部離島区・定数1)が2日告示され、「オール沖縄」の上原カイザ氏(42)=無所属新、前那覇市議=が立候補しました。定数1を4人が争うし烈な選挙です。

 県議会で議長を除く与野党の議席が23対23と同数の中、カイザ氏の勝利は玉城デニー県政を前進させる上で決定的な意味を持ちます。同日、那覇市内の出発式でデニー知事は「2期目の当選をすれば、誰一人取り残さない沖縄のため、さらに多くの条例を提案していきたい。そのために、与党の数が必要です」と訴えました。

 マイクを握ったカイザ氏は、自身の兄が米軍車両に追突されながら補償が一切なかった悔しい経験について語り、「沖縄への米軍基地押し付けを容認することは、将来世代にわたってそこから派生する事件・事故も容認することになる」と主張。「辺野古新基地は絶対に造らせない」と訴えました。

 また、自身が新聞配達の仕事をしながら専門学校・大学に通い苦労した経験に触れ、「那覇市政・県政で培った返済不要の給付型奨学金をさらに拡充し、誰もが学べる環境をつくる。その責任をデニー知事と果たさせてほしい」と訴えました。

 城間幹子那覇市長は「デニーさんを応援する一枠を守ってほしい。カイザさんを県議会に送り出しましょう」と訴え。日本共産党の比嘉みずき県議は「まがったことが大嫌い、辺野古新基地建設反対、普天間基地は閉鎖・撤去せよとの県民の願いのために絶対にぶれない、それがカイザさんだ」と訴えました。

 那覇市長選に立候補する翁長雄治氏は「オール沖縄の確かな1議席、確かな与党候補はただ一人。上原カイザです」と力を込めました。


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