2022年9月3日(土)
辺野古新基地に「疑問」
安保戦略めぐる意見交換で
年末に予定されている新たな国家安全保障戦略など3文書の策定をめぐり、政府が今年1月から17回にわたって開催してきた有識者との意見交換の要旨が1日、公表されました。この中で、沖縄県名護市辺野古の米軍新基地建設を「疑問」とする意見が記されていました。
要旨によれば、「防衛力強化・防衛関係費」の項目で、「普天間基地の移転のように膨大な資金と長い年月のかかることに力を入れることには疑問。時間と効果をもっと考えてほしい」との意見が出されました。発言者は非公表ですが、意見交換に出席した有識者52人の氏名は公表されており、いずれも日米同盟強化を推進・支持する立場です。
辺野古新基地をめぐっては、政府は当初、工期を2022年ごろ、埋め立て費用を3500億円としていましたが、埋め立て区域北側の大浦湾で広大な軟弱地盤が確認され、地盤改良のため工期が30年代、費用は9300億円に膨張。しかし、沖縄県の試算では最低でも2兆5500億円かかり、工期も現在のペースでは今後30年程度かかります。
こうしたことから、米議会でも辺野古新基地は「物理的に困難」との見方が示されています。








