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2022年9月2日(金)

統一地方選

沖縄県知事選と一体で共産党候補全員勝利へ

「オール沖縄」発展 知事を草の根で支える

沖縄・統一地方選日程
2日 県議補選告示
4日 宜野湾市長選、名護・沖縄・宜野湾・南城・石垣の各市議選告示
6日 北谷・西原・南風原・八重瀬の各町議選、東・大宜味・伊江・読谷・渡名喜の各村議選告示
11日 知事選、県議補選、宜野湾市長選、統一地方選投開票
18日 今帰仁村議選投票(13日告示)
10月2日 うるま市議選投票(25日告示)

 沖縄県政史上初めて知事選と同日投開票となる沖縄統一地方選が、4日の市議選告示で本格的にスタートします。

 日本共産党は知事選での「オール沖縄」の玉城デニー知事勝利と一体でたたかい、党公認候補21人と推薦1人の全員勝利を目指します。オール沖縄の土台を大きくし、デニー知事を支える草の根の力を固めるためにも、共産党候補の全員勝利が決定的に必要です。

 一方、知事選で県政奪還を狙う岸田政権・自公陣営は、期日前投票の徹底と合わせ、知事選と統一地方選の「二刀流」のたたかいで運動量を増し、票を掘り起こすことを基本戦略に据えています。そのため地方選で、オール沖縄候補に対して2倍以上の大量立候補で攻勢をかけています。さらに、宜野湾市など首長選挙もある自治体では「トリプル選挙」と位置づけ、市議選の期日前投票が始まる5日以降、知事選と地方選のセットで爆発的な動員を狙っています。

 これをはね返し、知事選勝利とオール沖縄の躍進を勝ち取るためにも、(1)反戦・平和で100年=平和の力(2)住民の苦難軽減が立党の原点=生活向上の力(3)県民と共同し政治を動かす=オール沖縄を広げる力―を持つ日本共産党候補の全員勝利が決定的に必要です。

 辺野古新基地建設が問われる名護市議選は、オール沖縄の候補14人に対し、新基地推進の市政与党系が19人ほど立候補を予定。定数26の過半数をめぐり大激戦です。新基地反対で大きな役割を果たし、暮らしの面でも国保税値下げを議会で唯一提案し、市長の値上げ案に反対して据え置きを実現した、よしい俊平予定候補の勝利が欠かせません。

 宜野湾市では、普天間基地の即時閉鎖・撤去と米軍由来の有機フッ素化合物(PFAS)による水汚染問題に取り組む宮城マサル予定候補が、前市議の病気に伴う空白克服と、同時に行われる市長選でのオール沖縄のナカニシ春雅予定候補勝利に全力を挙げています。

 東村では、米軍北部訓練場返還とヘリパッド撤去のたたかいで先頭に立ってきたイサ真次予定候補が、オール沖縄村政を支える大黒柱として猛奮闘しています。

 自衛隊ミサイル基地建設が強行されている石垣市議選は、定数22に28人が立候補予定。「島を戦場にするな」との市民の願いを届け、ミサイル基地に反対する井上みち子予定候補が勝利へ市民と力を合わせています。

県議補選はきょうから

 10月の那覇市長選に立候補する翁長雄治前県議の辞職に伴う県議補選が2日、告示されます。「オール沖縄」の候補として無所属の上原カイザ候補が勝利を目指します。

 翁長氏の辞職により、県議会の議長を除く議席数は与野党同数となりました。野党の過半数議席を許せば、玉城デニー県政の政策実行が妨げられることから、上原候補の補選必勝が極めて重要です。上原候補は「デニー知事を支える確かな1議席を」と力を込めます。


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