2022年8月28日(日)
普天間撤去 知事と連携
宜野湾市長選 ナカニシ氏が政策
来月4日告示
![]() (写真)政策を発表するナカニシ春雅予定候補(中央)=20日、沖縄県宜野湾市 |
沖縄県宜野湾市長選(9月4日告示、11日投票)で、「オール沖縄」勢力が支援し、米軍普天間基地(同市)の即時運用停止を掲げるナカニシ春雅予定候補は26日、市内で基本政策を発表し、「玉城デニー知事と連携し、基地のない誇りある豊かな宜野湾市を実現する」と力を込めました。
ナカニシ氏は「子どもを核としたまち・すべての人にやさしいまちをつくる」と強調。高校卒業までの医療費や給食費の無料化、子どもの貧困解消に向けた親の就労支援などに取り組むと訴えました。
普天間基地の危険性除去を実現するために、同基地の即時運用停止、閉鎖・撤去を求めるとともに、辺野古新基地建設反対・オスプレイ配備撤回を表明。人体に有害で残留性の高さが指摘される有機フッ素化合物(PFOSなど)が、米軍基地から流出し、水道水や土壌を汚染している問題では、市が主導し健康影響調査を実施すると語りました。基地内調査も実現させるとしています。
パートナーシップ制度や選択的夫婦別姓制度の導入を進め、ジェンダー平等、多様性を尊重する街づくりを実現するほか、中小企業の支援、市特産のターンム(田イモ)の一層のブランド化などを推進。産業振興と雇用創出などに力を尽くすと述べました。









