しんぶん赤旗

お問い合わせ

日本共産党

赤旗電子版の購読はこちら 赤旗電子版の購読はこちら
このエントリーをはてなブックマークに追加

2022年8月27日(土)

佐喜真陣営 強力な組織戦 沖縄知事選

 沖縄県知事選(9月11日投票)で、「オール沖縄」の玉城デニー県政の打倒を狙う佐喜真淳候補=自民・公明推薦=の陣営が、名護市では企業を中心に1万1000票以上を知事選初日までに集票するなど、強力な組織戦を展開しています。

 知事選告示日の25日夕、県内各地を回った佐喜真氏は同日最後の遊説場所として名護市入り。佐喜真氏が演説した市内中心部の名護十字路は、作業服姿の企業動員組など約500人の人出であふれかえりました。

 演説会では、市内の若手企業経営者でつくる団体として集めた1万1200人余りの支持カードが佐喜真氏側に手渡されました。

 7月の参院選で、自民公認候補が同市では1万2千票を獲得。「オール沖縄」の伊波洋一参院議員の得票を約500票上回りました。

 自民党関係者は、投票日まで集票活動をさらに徹底し、同市で参院選以上の票差をつけたいと強調。最大の企業・団体動員を行うとともに、無党派層にも焦点を絞った集票を進めようとしています。

 佐喜真氏は、名護市辺野古の米軍新基地建設について、普天間基地(宜野湾市)返還のために「辺野古の埋め立てを容認した」と表明。新基地と引き換えの振興策を政府から引き出し、「やんばる(沖縄本島北部)発展のために全力を尽くす」と述べました。


pageup