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2022年8月25日(木)

那覇市長選

翁長氏が出馬要請受諾

“辺野古の問題も争点に”

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(写真)那覇市長選への出馬要請を受諾すると表明する翁長雄治氏=24日、那覇市

 那覇市長選(10月16日告示、23日投票)で、故・翁長雄志前沖縄県知事の次男で前県議の翁長雄治(たけはる)氏は24日、市内で記者会見し、玉城デニー県政と城間幹子市政を支える「オール沖縄」勢力の候補者選考委員会からの出馬要請を受諾すると表明しました。翁長氏は、「これから目指していく那覇市の未来、沖縄県の未来を考え、出馬して自分の仕事を果たし、期待に応えていきたい」と決意を述べました。

 会見で翁長氏は、子育てや教育をはじめとした城間市政を「高く評価している」とし、「子どもたちが輝ける那覇市をつくるため、城間市政が行ってきたことを継承しながら、子育て世代の代表として私のカラーを出していければ」と抱負を語りました。

 那覇市長の立場から名護市辺野古の米軍新基地建設反対を訴える意義について問われた翁長氏は、米軍機による騒音などが那覇市でも起きていると指摘し、「基地から派生する事件事故が那覇市民に関係ない話ではない」と強調。「そういったものをただしていくことは非常に重要なことだ」と語りました。

 市長選の争点について翁長氏は、選挙戦が自民・公明対オール沖縄の構図になるとして、「那覇市にとっても辺野古の新基地建設問題は人ごとではない。辺野古の問題も争点になる」と述べました。

 会見には沖縄社会大衆党の上原快佐(かいざ)那覇市議が同席し、翁長氏の那覇市長選出馬に伴う県議辞職によって行われる県議補選に、「オール沖縄」の候補として立候補することを表明しました。


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