2022年8月23日(火)
「もう有頂天です」
優勝の仙台育英 パブリックビューイング
宮城・多賀城
 （写真）仙台育英の優勝にわきたつパブリックビューイング会場＝２２日、宮城県多賀城市 |
２２日、夏の全国高校野球で仙台育英（宮城県）が下関国際（山口県）に勝利して優勝を果たし、仙台育英野球部のグラウンドがある宮城県多賀城市のパブリックビューイング会場は、大きな喜びにわきたちました。
これまで東北の高校は春夏通じて決勝の舞台に１２回立ちましたが、いずれも準優勝でした。念願の「白河の関越え」を果たした優勝決定の瞬間、会場に集まった同校の生徒や保護者、市民らは大きく腕を上げて拍手し、思い切りうちわをたたきました。
友達と抱き合って喜んでいた仙台育英の女子生徒（１７）は「めっちゃうれしいです。どっちのチームもみんな全力でたたかったし、かっこよかった。校歌も聞けて本当によかったです」と声をはずませました。
学校名を書いたうちわを掲げて応援していた同校卒業生の男性（３９）は「歴史が動く瞬間を見ました。母校が“白河の関越え”をしてくれて、もう有頂天です。２０１５年（夏の準優勝）の悔しさを乗り越えられました」と、涙をにじませながら語りました。
