しんぶん赤旗

お問い合わせ

日本共産党

赤旗電子版の購読はこちら 赤旗電子版の購読はこちら
このエントリーをはてなブックマークに追加

2022年8月21日(日)

沖縄・豊見城市長選

山川市長が立候補表明

“デニー知事支えていく”

写真

(写真)市長選で2期目を目指し立候補を表明する山川仁市長(中央)と、同席したデニー知事(左)=20日、沖縄県豊見城市

 沖縄県豊見城(とみぐすく)市長選(10月2日告示、9日投票)へ向け、「オール沖縄」の山川仁市長は20日、同市内で会見し、2期目を目指して立候補すると表明しました。山川市長は、「地域課題を市民とともに乗り越え、誰一人取り残すことのない優しい社会環境へ向かう」と述べ、「これからも玉城デニー知事を支えていく」と決意を込めました。

 山川市長は、沖縄の本土復帰50年、市制施行20年の節目にあたり、平和の大切さを広めていくことが大事だと指摘。「抑止力に頼るだけの平和ではなく、双方の信頼を築く対話こそ平和への暮らしの基盤だ」として、デニー知事が日米両政府に提出した「平和で豊かな沖縄の実現に向けた新たな建議書」や、名護市辺野古の米軍新基地建設断念と米軍普天間基地(宜野湾市)の閉鎖・撤去などを求める「建白書」の実現が、「平和への共通理解」だと訴えました。辺野古新基地について「新しい基地は造らせない」としました。

 山川市長は、さまざまな新型コロナウイルス感染対策・支援策を打ち出しながら、「公約の着手率100%、実施率85%と市民との約束を着実に推進している」と強調。観光経済、高齢者福祉から子どもの未来応援まで「新感覚」をもって「全市民の笑顔あふれる市政運営に2期目も努める」と訴えました。

 25日告示の知事選(9月11日投票)で勝利を目指すデニー知事も同席し、激励しました。

 同日、山川市長の事務所開きも行われ、市民らが勝利に向けて激励しました。


pageup