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2022年8月20日(土)

観光業守る政策さらに

候補者マニフェスト発表会

デニー氏が強調

 沖縄県知事選(25日告示、9月11日投票)で再選をめざす「オール沖縄」の玉城デニー知事は18日、那覇市内で開かれた、知事選立候補予定者による「観光マニフェスト発表会」(主催=沖縄観光の未来を考える会)に参加し、コロナ禍で深刻な影響を受けている沖縄の観光産業を守る政策などを訴えました。

 デニー知事は、観光業の回復・成長のため、県がこれまで観光業界と意見交換を重ねてきたことを説明。「おきなわ事業者復活支援金」に約21億3千万円、「観光事業者事業継続・経営改善サポート事業」に約14億8千万円を投じるなどの支援を実施してきたと強調しました。

 自民党・公明党が推薦する佐喜真淳氏は、デニー県政は観光業界の話を聞く機会すら設けず観光業を守る姿勢が欠如しているなどと攻撃。デニー知事は、40億円を積み立てて創設した「沖縄県観光振興基金」の活用や必要な補正予算の計上などを行い、今後も意見交換を重ねて観光業の支援を継続する考えを示しました。

 デニー知事は「安全・安心・快適でSDGs(持続可能な開発目標)に適応した観光地マネジメント」などを基本施策に盛り込んだ「第6次沖縄県観光振興基本計画」(7月策定)などを推進し、雇用環境の改善や女性のキャリアアップの促進などを図り「女性も若者も誰もが活躍できる観光産業の現場を作り上げていく」と力を込めました。


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