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2022年8月19日(金)

奈良市 後援取り消し

統一協会系行事 「今後関係持たぬ」

共産党議員に市議会で答弁

 奈良市の西谷忠雄副市長は17日、市議会観光文教委員会で、統一協会系イベントの名義後援を取り消し、「今後関係を持つべきでない」と表明しました。日本共産党の北村拓哉市議の質問に答えました。

 奈良市は、統一協会の関連団体「平和統一連合(UPF)」が主催するサイクリングイベント「ピースロード」を2019年から毎年、名義後援しています。

 北村市議は、統一協会は反社会的カルト集団であり、同イベントに政治家や自治体が関与することは「同会に“お墨付き”を与え、被害拡大につながる」と指摘し、▽後援の取り消し▽同イベント以外の統一協会との関係調査▽今後一切関与しないこと―を求めました。

 副市長は「これまでの後援名義の使用承認は不適切と判断し、過去にさかのぼって後援を取り消す方向で準備している」と答弁。さらに、統一協会との関係を調査し、「毅然(きぜん)とした対応が必要で、今後関係を持つべきでない」と明言しました。

 党市議団は15日に、後援取り消しを市長に申し入れていました。


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