2022年8月18日(木)
自衛隊強行配備に反対
沖縄南西諸島 デニー氏、政策に明記
沖縄県知事選（２５日告示、９月１１日投票）で再選を目指す「オール沖縄」の玉城デニー知事は１７日、那覇市内で会見し政策を発表し、政府が強行する石垣島や宮古島など南西諸島での自衛隊配備について、「地域住民の合意を顧みず、地域に分断を持ち込む自衛隊の強行配備に反対」と明記しました。
記者団から自衛隊配備について問われたデニー知事は、「配備ありきの計画はあってはならない」と指摘。さらに、「住民の不安をあおるミサイル基地の建設についても、台湾有事に対するさまざまな防衛政策について何ら国が説明することなく進めていくことに対しては、多くの県民と同じように反対の意思を示すことも考えなければならない」との認識を示しました。
その上でデニー知事は、「ミサイルを使うということは有事を想定するということ。絶対に沖縄を再び戦場にしてはならないと強く呼びかけて、平和的な外交に徹することを政府にしっかりと訴えたい」と述べました。
