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2022年8月18日(木)

思想・良心の自由奪うな

国葬反対・改憲ノー 総がかり行動

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(写真)「憲法改悪反対」「安倍国葬はやめろ」と訴え、署名を呼びかける人たち=17日、東京・新宿駅西口

 総がかり行動実行委員会は17日、東京・新宿駅西口で憲法改悪反対と国葬反対を訴える街頭宣伝に取り組みました。150人(主催者発表)が集まり、「国葬反対」や「憲法改悪を許さない全国署名」を呼びかけました。

 高田健共同代表は「憲法の良心、思想・信条の自由を奪う今回の国葬には多くの人が反対している。黙っていたら岸田首相は国葬を国民が認めたとして強行する。国葬や憲法改悪に反対だとの声を示しましょう」と呼びかけました。

 憲法会議の高橋信一事務局長は、「国葬は、安倍政治を国家として礼賛し、弔意を国民に強制することになり、憲法の思想・良心の自由に反します。人を悼む心につけ込み、戦争する国づくりを進めることになる。撤回を求めていく」と話しました。自由法曹団の永田亮弁護士は、国葬の強行は国民の間に分断をまねき「安倍元首相の多くの問題への批判を封じて、自由な発言の場が奪われる」と強調。「戦争や差別のない社会のためには憲法に立脚し、分断をつくらない社会づくりが大切です」と語りました。

 「戦争させない1000人委員会千代田・中央の会」の大塚優子さんは、「岸田首相が国民の半数以上が反対するなかで強行するのは民主主義への挑戦です」と述べました。


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