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2022年8月16日(火)

激甚指定 鉄路復旧を

青森 高橋議員が大雨被害調査

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(写真)トウモロコシが流され、一部の土がむき出しになった畑を案内する崎野さん(右端)と現地調査する高橋議員(その左)ら=13日、青森県弘前市

 日本共産党の高橋千鶴子衆院議員は13、14の両日、8月上旬に青森県内を襲った大雨で被害を受けた弘前市、鯵ケ沢町、深浦町で吉俣洋県議や地元議員、支部長らと現地調査をしました。

 13日は、ブランド品のトウモロコシ「嶽(だけ)きみ」の畑を訪れ、生産者の崎野りつさんの案内で、収穫前のトウモロコシが泥の中で横倒しされているなどの被害状況を調査しました。

 14日は鯵ケ沢、深浦の2町に入り、それぞれ平田衛鯵ケ沢町長、吉田満深浦町長から被害状況や要望を聞き取りました。

 鯵ケ沢町では、9日からの大雨で町内を流れる中村川の護岸が決壊し、駅前の中心街をはじめ400件以上の浸水被害が発生。JR五能線の鉄橋の橋脚が沈下し、線路が折れ曲がり、電車も止まっています。(15日現在)

 駅前では多くの住民が住居や店舗の片付け作業に追われ、居酒屋店主は「5年前にオープンしたばかり。借金も残り、コロナ融資も借りた。先月から客が戻ってすごく混んでいたのに」と肩を落としました。

 平田町長は「激甚指定を。五能線は観光面でも役割を果たしており、しっかりと復旧してほしい」と要望。高橋議員は「要望をしっかりと国に届けます。鉄路の復旧や、存続にも力を尽くしたい」と語りました。


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