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2022年8月16日(火)

基地反対 民意示そう

デニー氏と市民スタンディング

那覇

 沖縄県名護市辺野古の米軍新基地建設に反対する那覇市の「安里・大道・松川 島ぐるみの会」が15日、2016年から毎週月曜日に続けている新基地反対の意思を示す早朝スタンディングを市内の交差点で行い、知事選(25日告示、9月11日投票)で再選を目指す「オール沖縄」の玉城デニー知事も参加しました。


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(写真)「安里・大道・松川 島ぐるみの会」とスタンディングをするデニー知事(中央)=15日、那覇市

 参加者は「基地で平和は守れない」「沖縄の心をひとつにすれば大きな力になる」「民意を知事選で示そう」などと書いたボードを掲げアピールしました。

 この日は77回目の終戦記念日。デニー知事は「沖縄県民は平和だからこそ未来、平和だからこそ経済という平和の尊さを身に染みて知っている。だからこそ、世界のみなさんに平和の思いを共感していただくためのさまざまなメッセージを発信しています」と訴えました。

 「オール沖縄」の県議、那覇市議らもともに訴え、日本共産党の渡久地修県議団長が「子どもたちの未来を奪う理不尽な辺野古新基地の押し付けを絶対に食い止めよう」と呼びかけました。

 参加した那覇市の女性(80)は、米中が台湾情勢で火種をまくことはやめてほしいと述べ、「人が住む島に基地があること自体が不合理だ」と新基地反対のデニー知事に期待を寄せました。那覇市の女性(71)は「新基地に戦没者の遺骨が混じる土砂を使おうとするのは人道問題。絶対に止めるためデニー知事にますます頑張ってほしい」と語りました。


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