2022年8月13日(土)

「まともな政治や共闘前進へ共産党は大きくなれ」

近畿一斉宣伝に励まし

（写真）京都府議選での議席引き継ぎを訴える、かめだ市議（右）と、山本市議＝12日、大阪府枚方市

（写真）訴える、うち海府議＝12日、大阪府東大阪市

　国葬反対、統一協会問題の徹底追及や来春の統一地方選勝利へ向け近畿２府４県の日本共産党と後援会は１２日、いっせい宣伝に取り組みました。

　各地で宣伝した京都府。午前７時、八幡市民の利用も多い京阪樟葉（くずは）駅（大阪府枚方市）前では、来年の京都府議選（八幡市区、定数２）で森下よしみ府議からの議席引き継ぎをめざす、かめだ優子市議と山本邦夫八幡市議がマイクを握りました。

　５期目の、かめだ市議は「市民の声を届け、子どもの医療費助成の拡充、学校のエアコン設置推進、中学校給食の実現をすすめてきました」と強調。水道料金の値上げ中止や給食費の無償化などを掲げ、「暮らしの願いを府政・市政に届ける議席を守らせてほしい」と訴えました。

　通行人から「参院選で（共産党に）投票したが残念。またがんばって」などの激励が寄せられました。

　大阪府東大阪市の近鉄布施駅前では、うち海公仁府議が長岡嘉一市議、後援会員とともに宣伝。「カジノではなく中小企業・暮らし・教育を応援する大阪を」とアピールするビラを配り大阪へのカジノ誘致を認可しないよう国に求める署名への協力を呼びかけました。

　うち海氏は、統一協会隠しが破綻した第２次岸田改造内閣、安倍元首相を礼賛し、法的根拠がない「国葬」問題について訴え。荒唐無稽な計画で土地改良に莫大（ばくだい）な公金が投入されるカジノの大阪誘致を国が認可しないよう追い込もうと呼びかけました。

　カジノ署名に応じた男性（８２）は「いま一番腹が立っているのはカジノです。まともな政治や野党共闘を前進させるには、共産党が大きくならないとだめです」と話していました。