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2022年8月11日(木)

鹿児島県 後援取り消し

統一協会関連団体のイベント

共産党県委の要請が実現

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(写真)後援取り消しについて記者会見する党市議団(左から)大園たつや、たてやま清隆、園山えり各市議=9日、鹿児島市役所

 統一協会(世界平和統一家庭連合)関連団体が開催するサイクリングイベント「ピースロード」を、鹿児島県が名義後援していた問題で同県は10日、後援を取り消したと発表しました。日本共産党県委員会が4日に行った後援の取り消しの要請が実現したものです。

 発表を受け、たいら行雄県議は「霊感商法による被害者救済など、反社会的カルト集団から県民の命と暮らしを守るために、地方自治体としての役割を果たすよう県に求めていきたい」と語りました。

 同じく後援していた鹿児島市では、先月23日に予定されていた「ピースロード」の実行委員に自民党市議4人も名を連ねていました。党市議団は9日の議会運営委員会で、全市議(44人)の「ピースロード」との関わりや、経緯、今後の対応など、実態調査を行い、各会派から報告することを提案、全会一致で確認しました。鹿児島市は党市議団の申し入れ(3日)を受け、即日後援取り消しを決定しましたが、党市議団は9日、下鶴隆央市長あてに、他にも統一協会が関与するイベントの後援を行っていないか、総点検を行い、関与している実態があれば後援取り消しを行うことなど、5項目を新たに要請しました。


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