しんぶん赤旗

お問い合わせ

日本共産党

赤旗電子版の購読はこちら 赤旗電子版の購読はこちら
このエントリーをはてなブックマークに追加

2022年8月9日(火)

豪雨 共産党が被害調査

いまも土砂が堆積 福島

岩渕議員ら

写真

(写真)激流で崩落した濁川橋梁を見る(左から)岩渕参院議員、遠藤市長ら=7日、福島県喜多方市

 3日から4日にかけて線状降水帯による豪雨被害に見舞われた福島県内で7日、日本共産党の岩渕友参院議員が二本松市と喜多方市の被災地を視察しました。5人の党県議と関係自治体の議員らが同行しました。

 二本松市の土砂崩れ現場の上には太陽光発電のパネルが大規模に設置され、その排水が被害に輪をかけました。落下した濁流で、麓の人家周囲には今も土砂が堆積しています。

 地元の自治会長は「周辺を見回り自宅に戻ったとき濁った水が流れていて、(3日)午後9時ごろドーンと来た。安心して住めるように対策をとってほしい」と話しました。

 JR磐越西線の喜多方駅から新潟方面に発車してすぐの濁(にごり)川の橋梁(きょうりょう)崩落現場。橋梁は112年前にでき、土木学会選奨の土木遺産に選ばれています。

 応対した遠藤忠一市長は「同線は通勤通学の生活線。2学期が始まるまでには代替交通の確保にめどをつけたい」と語りました。

 被害が大きい同市山都(やまと)町の道路、農地冠水、住家損壊、ため池の堤決壊現場などを視察しました。

 岩渕氏は「激甚災害の指定など、寄せられた要望実現のため県議団、市議団と連携して取り組みたい」と話しました。


pageup