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2022年8月7日(日)

豪雨被害 激甚指定早く

山形 高橋・岩渕議員が現地調査

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(写真)橋桁まで土砂が堆積した現場で、高橋副町長(右端)の説明を受ける議員ら=6日、山形県飯豊町

 3日から4日にかけて観測史上初めて線状降水帯の大雨で甚大な被害が発生し、災害救助法が適用された山形県南部・中部の10市町。日本共産党の高橋千鶴子衆院議員と岩渕友参院議員は6日、長井市と、飯豊(いいで)、大江両町を訪れ、被害状況を現地調査しました。渡辺ゆり子県議と今泉春江長井市議が同行しました。

 大江町では、堤防のない湾曲した最上川沿いの温泉旅館の浸水被害を視察しました。

 長井市役所では内谷重治市長、飯豊町役場では髙橋弘之副町長が応対しました。

 飯豊町からは、激甚災害の指定、JR米坂線の早期復旧、国の財政措置発動の要望書を受け取りました。

 飯豊町の小白川に架かるJR米坂線の羽前椿―手ノ子間の鉄橋と大巻橋が崩落した現場や長井市の土砂災害の実態を視察しました。

 高橋氏は、7月の豪雨についても公共土木を積み上げている段階で災害が続出していることもあり、指定見込みを急ぎ出すよう内閣府に求めたと報告。「JR東日本の赤字路線存廃が問題になっている現在、災害が契機になってはまずいとの認識下に、JR米坂線の早期復旧を求めていく」と答えました。

 岩渕氏は「被害の大きさに胸が痛みます。早急に県議、市町村議など党地方議員と連携して取り組んでいきます」と語りました。


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