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2022年8月6日(土)

大雨 壁破った流木

青森・外ケ浜町 共産党が現地調査

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(写真)流木が押し寄せた藤嶋地区を調査する原町議(左端)=4日、青森県外ケ浜町

 青森県の日本共産党の吉俣洋県議、外ケ浜町の原芳雄、安藤英博両町議は4日、3日に発生した大雨による被害が深刻な同町の三厩(みんまや)藤嶋地区に入り、現地調査をしました。

 県内では3日、初めて線状降水帯が観測され、記録的な大雨により各地で土砂崩れや冠水被害が発生。川の氾濫も相次ぎ、民家の浸水や畑の冠水などの被害が多発しています。

 藤嶋地区では、地域に流れる藤嶋川が氾濫し、大量の流木や泥水が近隣の民家に押し寄せました。

 現地を訪れた吉俣県議らは、橋の欄干よりも高く積みあがった流木や、ふすまやタンスがなぎ倒され、泥だらけになった室内などを調査。土砂の撤去作業を行う住民から当時の状況を聞きました。

 流木が家の壁を突き破って押し寄せた家の住民は「5月に、森林管理局に『管理を万全にしてほしい』と陳情していたのに」と悔しそうに話しました。

 住民からは、「避難指示のタイミングが遅かったのでは」「災害ゴミの撤去を一刻も早く」などの声が寄せられ、漁業再開の見通しが立たないことへの不安の声も上がりました。

 調査後、吉俣県議らは外ケ浜町に対し、災害ゴミの撤去など緊急の対応を要請しました。


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