2022年8月3日(水)
核使用許さず 廃絶求める
あすから原水爆禁止世界大会
原水爆禁止2022年世界大会が4日から9日まで、被爆地の広島、長崎を中心に開かれます。諸国政府、被爆者、市民社会が共同し、開催中の核不拡散条約(NPT)再検討会議に向けて、核兵器の使用・威嚇を許さず、廃絶を求めます。
4日に広島市で開会総会、4、5両日に国際会議、6日にヒロシマデー集会を開催。長崎市では9日にナガサキデー集会を開きます。
開会総会には核兵器禁止条約第1回締約国会議議長のオーストリアのアレクサンダー・クメント大使が参加。ヒロシマデー集会ではNPT再検討会議の軍縮委員会議長を務めるマレーシアのサイード・モハマド・ハスリン国連大使が発言します。ナガサキデー集会には第2回締約国会議議長国メキシコからメルバ・プリーア駐日大使が参加します。
各国の運動団体が参加し、ウクライナ、ロシアからも代表が発言します。
国内からは、同志社大学大学院教授の浜矩子さんが開会総会に、元経済産業省官僚の古賀茂明さんがナガサキデー集会に参加します。
日本と韓国の被爆者、「黒い雨」被爆者が訴え、禁止条約に署名、批准する日本の実現に向けた運動を交流します。5~8日にテーマ別集会や関連行事が開かれます。
4日から9日まで、核兵器廃絶を共通の目標にした国際共同行動「平和の波」が取り組まれます。