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2022年8月1日(月)

映画「百年と希望」イベント

いまの共産党描く

小池書記局長・西原監督語る

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(写真)トークイベントに登壇した(左から)西原、小池の両氏=30日、東京都渋谷区

 今年、創立100周年を迎えた日本共産党をテーマにしたドキュメンタリー映画「百年と希望」のトークイベントが30日、上映館の東京・渋谷ユーロスペースで行われました。西原孝至監督と日本共産党の小池晃書記局長が、参院選の結果や今後の課題などを語りあいました。

 映画について小池氏は、「一人ひとりの共産党員を通じ、“いま”の共産党を描いている。日本中に共産党員という『生き方』を選び、がんばる人がいて、それが100年続いている。希望はそこにあると思う」と語りました。

 西原監督は、「この政党が100年間存続していることが奇跡であり、希望だったと感じる」と述べ、対決しない野党が多くなるなか「ぶれずに発信する共産党の存在が重要になってくると思う」と話しました。

 参院選について小池氏は、日本共産党や市民と野党共闘への激しい攻撃のなかで、悔しい結果になったと発言。一方で山添拓参院議員が再選を勝ち取った東京選挙区などでは、市民や若者との新たな協力関係が広がったとして「市民との共同作業で国の政治を変える、本当の意味での野党共闘の再構築が課題だと思う」と述べました。

 西原監督は「もっともっと従来の支持層の外に働きかけてほしい」と要望しました。

 国政選挙が予定されていない今後3年間のたたかいも話題に。小池氏は、与党が8月の国会を3日間で終わらせようとするなか、「国会会期を延ばして、コロナ対策や旧統一協会問題などの議論を求めています」と紹介。旧統一協会との関係について「何が問題か分からない」と述べた自民党の福田達夫総務会長の発言をあげ「問題と分からないなら政治家を辞めた方がいい」と批判しました。

 カルト集団と政党の癒着や、安倍晋三元首相の「国葬」問題などは日本の民主主義にとってあいまいにできない大問題だとして、改憲を許さない運動とあわせ「“黄金の3年間”とは言わせない、解散・総選挙に追い込むたたかいにしなければ」と語りました。


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