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2022年7月29日(金)

立憲主義蹂躙の暴走

全国革新懇が「国葬」反対談話

 全国革新懇代表世話人会は28日、安倍晋三元首相の「国葬」に関わって、談話「立憲主義をふみにじる『国葬儀』の閣議決定に反対し、撤回・中止をもとめる」を発表しました。

 談話は、政府が国会での議論もなしに、法的根拠のない国葬の実施を決定したことは、「立憲主義蹂躙(じゅうりん)の行政の暴走である」と厳しく批判。国への功労を理由に特定の個人の葬儀を国が税金で執行することは、法の下の平等を定めた憲法14条や、憲法19条の内心の自由を侵すものだと強調しています。

 また安倍政権下で、貧困と格差が拡大したことは事実であり、「『国葬』によって美化されるのは許されない」と批判。憲法違反が指摘される安保法制の強行、森友・加計問題や桜を見る会疑惑などの行政の私物化が行われた一方で、ジェンダー平等の実現には背を向け続けてきたことを指摘し、「政治の負の遺産が目に付く政権であったことから、『安倍国葬』への市民の評価は賛否が分かれ、社会に分断を持ち込む状況ともなっている」と強調しています。

 最後に、「命を奪う暴挙が許されるはずはなく、凶行を強く批判する」と表明。その上で、「そのことと憲法にも反する『国葬儀』を執り行うことは別の問題であり、死者を利用した政府の憲法破壊は厳しく批判しなければならない」としています。


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