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2022年7月27日(水)

カジノ住民投票条例を

大阪・豊中市議会 知事に意見書

 大阪府豊中市議会は25日の臨時市議会で、IR(カジノを中核とする統合型リゾート)施設誘致の是非を問う住民投票を実施する条例の制定を求める知事あての意見書を可決しました。

 IR誘致をめぐっては維新の吉村洋文知事は国に認可を申請していますが、公費は使わないとの公約に反して大阪市の予定地「夢洲(ゆめしま)」の土壌対策に790億円の市費を投入する問題や、空想的な事業計画など問題点がつぎつぎ明らかになり、市民が住民投票の実施を求めて運動。法定数を超える署名を提出して知事あてに条例の制定が請求されたことをうけ、29日の臨時府議会で制定の可否が審議・決定されます。

 意見書は、法定数(14万6509人)を上回って寄せられた21万134人分の署名は「大阪府民の民意」だと指摘。府議会で熟議の上、条例を制定し、住民投票を実施するよう要請しています。

 意見書の採決では維新の6人が退席。意見書採択を求める市民の請願の採択には反対した公明党も含め、維新以外の全会派・議員が賛成しました。


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