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2022年7月23日(土)

安倍氏「国葬」は悪政賛美

総がかり実行委など宣伝

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(写真)総がかり行動の街頭宣伝で「安倍元首相の国葬反対」と訴える人たち=22日、東京・新宿駅西口

 岸田政権が狙う安倍晋三元首相の「国葬」をテコにした憲法改悪を止めようと呼びかける街頭宣伝が22日、東京・新宿駅前で行われました。「憲法改悪を許さない全国署名」への協力を呼びかけました。

 憲法共同センターの高橋信一憲法会議事務局長は「安倍氏による『戦争する国づくり』、国政の私物化などの悪政を賛美するもので、国民への弔意の強制は思想・信条の自由を定めた憲法に反する行為だ」と批判。「国民の弔意を利用し、改憲と『戦争する国づくり』へと突き進もうとするものだ」と語りました。

 戦争させない1000人委員会の田中直樹平和フォーラム事務局長は「『国葬』の基準も決め方も不透明で、民主主義に反するやり方だ」と強調。岸田首相が軍事費の2倍化と敵基地攻撃能力の保有を掲げていることは「軍事的緊張を増大させ市民の命を危険にさらす。戦争させない努力をこそ行うべきだ」と語りました。

 解釈で9条壊すな!実行委員会の菱山南帆子さんは「安倍元首相への暴力は許されないが、その悪政がなくなるわけではない」と指摘。「岸田首相は元首相の死を利用し改憲を進めようとしている。一緒に『ノー』の声をあげよう」と呼びかけました。

 総がかり行動実行委員会、9条改憲NO!全国市民アクションが行いました。


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