2022年7月19日(火)
被爆者の願い 若者がつなぐ
長野ネット総会 核禁条約批准へ活動交流
「ヒバクシャの願いをつなぐ~核兵器禁止条約をひろげる長野ネット」(長野ネット)は17日、長野市で第2回総会を開き、オンラインを含め43人が参加して1年間の活動を交流しました。
![]() (写真)あいさつする前座明司代表世話人(右)=17日、長野市 |
長野ネットは、昨年7月に県原爆被害者の会(長友会)会長の藤森俊希さんら9人の著名人が代表世話人になり結成。事務局団体に県原水協と県原水禁などが加わり、日本政府に核兵器禁止条約の署名・批准を求める署名の推進や講演活動を行っています。
長野ネットの前座明司代表世話人はあいさつで、「ヒバクシャ国際署名県推進連絡会を受け継ぎ新たにスタートして1年。国際署名と同様に県内首長へ署名を依頼し、現在29市町村長が応じている」と報告しました。
1年間の活動報告では、署名推進ポスターの完成、署名10万筆目標への連携強化、ウクライナ侵略抗議文のロシア大使館送付などが報告されました。
交流では、若手医療者が被爆者の願いをつなごうと今年4月に「長野反核医療者の会」を結成し、新たに長野ネットに参加したと報告しました。長友会が大学、高校での講演活動を再開したことや、新日本婦人の会や県教職員組合の署名活動なども交流しました。
総会に先立ち、代表世話人の菅谷昭松本大学学長・前松本市長が講演しました。









