2022年7月18日(月)
自民2氏支援の音楽制作者連盟と抗議の音楽関係者ら面談
多様性と矛盾する政策の政党候補者を なぜ
参院選で音楽業界4団体が、自民党から立候補した今井絵理子、生稲晃子の両氏を支援表明したことについて抗議文を発表した、音楽関係者らでつくるSave Our Spaceなど市民有志はこのほど、業界4団体のひとつである日本音楽制作者連盟(音制連)と面談したことをSNS上で報告しました。
Save Our Spaceからはロフトプロジェクト社長の加藤梅造さんら4氏が参加。今回の件について、支援決定のプロセスが不明確なこと、音楽文化にとって重要な意義を持つ多様性と矛盾する政策を掲げる政党から立候補している候補者を支援することなどの疑問や問題点を伝えました。
音制連からは野村達矢理事長ら役員3氏が参加。コロナ禍以降の音楽業界の苦境や、この間、4団体がロビイングを行ったことの経緯や成果などが語られ、これからの対応について「検討する」との返答があったと言います。
面談後、音制連からこの件について説明するメールを会員に向けて配信するとの連絡があったと報告。
メールの内容は、同連盟の了承を得た上で、Save Our SpaceのSNS上で公開されています。