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2022年7月17日(日)

大雨「道路が川に」

宮城・大崎 “家から出られない”

 宮城県大崎市では16日、前日からの大雨でJR古川駅付近の住宅街一帯が冠水しました。

 日本共産党大崎市議の鎌内つぎ子さんは「周りじゅう水浸しで川のようになり、外に出られない状況です。水深は50センチぐらいある」と話します。午後4時現在まで、水が引いていないといいます。

 鎌内さんの自宅は古川駅から東に1キロほどの地域。「雨は昨夜から降り続き、朝起きたら水は玄関前まで来ていました」

 床上浸水はなく、水道や電気、プロパンガスは止まっていませんが、下水道が雨水で満杯になり使えません。「水を流すと、逆流して水が上がってくるのでトイレは使えず、洗濯、食器の洗い物もできない」といいます。

 近所では、前夜に車を低い土地にある駐車場から高台に移動して難を逃れた人もいます。

 同地域にある大型スーパーマーケットなどは店舗が浸水。午前中休業し、対応に追われました。

 また、付近の農地の用水の水門では、通常2台のポンプで水量を調整し、市内を流れる新江合川に放水していますが、用水路が越水しそうになったため、ポンプを4台に増やして対応しました。


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