2022年7月17日(日)
「物価高 食費かさむ」
民青など学生に食料支援
山形
「ほっとまんぷくプロジェクト山形(共同代表=日本民主青年同盟の本間洋県委員長・佐竹祐樹県副委員長)」は16日、山形市で第22回学生食料支援活動に取り組みました。72人が利用しました。
大学の授業は対面授業になり、ほとんどの学生がしているアルバイトも通常のシフトに戻りましたが、物価高騰で節約を強いられ、コロナ第7波の広がりを心配しています。
スポーツクラブで週3回アルバイトをし、水光熱費と食費を自前で賄っている自炊の2年生の男子学生は「物価高で玉ネギなどの食料品がありがたい」と語りました。
2回目の利用者で心理士をめざしている3年の男子学生。これまでオンライン授業が多かったが、「知識や体験の連続性を発揮できる対面授業になって、ほっとしている」と述べました。
土日にアルバイトしているという2年生の男子学生は、編集者をめざし、友人とともにサークル活動をしています。「物価高でどうしても食費がかさんでしまう」と語りました。
前橋
学生へ食料などを支援する「まんぷくプロジェクト@前橋」が16日、前橋市内で開かれました。日本民主青年同盟群馬県委員会が主催し、地元の日本共産党や市民団体などが協力しました。
開始時刻前から学生が集まり、52人が利用。米や乾麺、レトルト食品などのほか、生理用品やマスクなどの日用品を受け取り、笑顔で帰りました。
仕送りがなく、アパート代などの生活費一切を3種類のアルバイトで賄う医学部4年生は、「毎日バイト。5年生になって患者さんと触れ合う実習が始まると、飲食系のバイトが禁止されるのが困る」と話しました。
「食品が高くなった」「全部自炊。お昼は学食を使わず、弁当を持っていく」「光熱費節約のため、大学で過ごす時間が長くなった」と話す人も。生活費のために、複数のバイトを掛け持ちする学生が多くいました。
食料支援のボランティアに応募したのが縁で、6月末に共産党への入党を決意しスタッフとして参加した女性(26)は、「普段は接点のない留学生とも交流でき、いい経験になった」と話しました。








