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2022年7月17日(日)

大崎市 7河川氾濫 避難指示

 記録的な雨量となった宮城県大崎市では16日、中心部も含めて市内各所で冠水し、河川の水があふれ、決壊が発生し、避難者が多く出ました。

 日本共産党の小沢和悦大崎市議は、15日から市内を回り、河川の水位が上がっているのを確認。大崎市内の大江川や渋井川、名蓋川など7河川が氾濫し、市街地や農地に被害が出ているのを目にしました。

 かつては広大な水田地帯で、4万人を超える人が住む中心部、大崎市古川の市街地は、急速に宅地化が進み排水施設の整備が進んでおらず、内水被害が起きやすい地域です。今回の大雨で、自動車が流されたり、車内に閉じ込められたり、タイヤが隠れるほどの冠水が起きました。

 農村部の田尻地区で田尻川が氾濫し、住民に避難指示が出され、吉田川に近い志田谷地地区でも避難指示が出ています。鹿島台の姥ケ沢地域でも内水被害が起きています。

 小沢さんは「午後2時から市の対策本部が開かれて被害状況の報告があったが、状況把握が遅いという問題があります。早く被害の全体像をつかみ、救済につなげるように全力をあげたい」と話しました。


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