2022年7月16日(土)
旧統一協会集会で自民党・井上義行参院議員
「同性婚反対言い続ける」協会の考え代弁を誓う
参院選 「すべての力投じて」
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自民党の井上義行参院議員が参院選中の6日に参加した、さいたま市内での旧統一協会(世界平和統一家庭連合)の集会。録音記録を聞くと、異様な雰囲気に包まれていました。
井上氏は、同協会側から紹介をうけ登壇しました。
「うおー」と絶叫
司会者 井上先生は、もうすでに信徒になりました(拍手)。勝つことは善であり、負けることは悪でございます(拍手)。すべての力を投じてください。
井上氏が登壇すると、会場には「うおー」「おー」という大声とともに、盛大な拍手が響きわたりました。
井上 こんなに多くの方にお集まりいただきまして本当にありがとうございます(拍手)。本当にみなさんが盛り上げてくれて、本当にパワーをもらって、私はここまできました(拍手)。そして今日は、さらにパワーアップしました(会場から「うおー」「おー」という絶叫とともに拍手)。
井上氏の発言に逐一拍手をする参加者ら。井上氏の声がどんどん大きくなり、持論を展開します。
井上 正直に言っちゃっていいですか。同性婚、反対ということを。私は、普通の政治家と違うんです(拍手)。オブラートに包んでしゃべることが苦手なんですね。私は信念で言っている。同性婚には反対ということを信念をもって言い続けます!
井上氏の発言に、会場からは割れるような拍手とともに、「おー」という気勢が上がりました。さらに井上氏は、国会で同性婚に反対するかのごとく、こう述べました。
政治決着を主張
井上 (同性婚法制化に)私は勝負を挑んでいます。裁判になりましたけど、今度は政治にかかわってきているからですね。今度は政治で決着に持っていくことはできるんです。
そのうえで井上氏は、統一協会の考えを代弁していくことを強調します。
井上 私の政治活動は、しっかりとみなさんの考え方を堂々と言うように、判断を仰ぐ政策を前に進めるものなのです。
この後井上氏は、声を張り上げながら自身への支持を訴え、演説を終えました。演説が終わると、会場からは「おー」という多数の声と、長時間にわたる拍手が続きました。
協会側は、「井上義行コール」をあげるよう呼びかけ、会場には「井上義行」という大声が響くとともに、「がんばろう」という絶叫が上がりました。