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2022年7月13日(水)

旧統一協会 献金で破産 今も多い

霊感商法対策弁連が会見

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(写真)旧統一協会による反社会的な活動の実態について語る弁護士ら=12日、東京都千代田区

 旧統一協会(世界平和統一家庭連合)の違法伝道や霊感商法被害の救済に取り組む全国霊感商法対策弁護士連絡会は12日、安倍晋三元首相が銃撃を受けて死亡した事件に関して東京都内で記者会見を開きました。同事件で逮捕された山上徹也容疑者(41)=殺人容疑で送検=の母親は旧統一協会の信者で「多額の寄付をして破産させられた」との供述内容が報じられています。

 会見で弁護士連絡会の声明を読み上げた川井康雄事務局長は、山上容疑者の行為について「いかなる理由があろうとも決して許されない」と強調。その上で、常軌を逸した多額の献金などで家庭を崩壊させる旧統一協会の活動に対して「社会としてどう取り組むべきかが改めて問われている」と述べました。

 旧統一協会の田中富広会長が記者会見(11日)で説明した内容について、山口広弁護士は「あまりにも事実に反する」と批判。「旧統一協会に対する献金のために破産した信者が多くいる」と指摘し、山上容疑者の母親が自己破産した原因も過度の献金である可能性が高いという見方を示しました。

 弁護士連絡会によると、2017年から21年にかけての霊感商法の被害額は少なくとも54億7463万円にのぼります。

 山上容疑者は、安倍氏が旧統一協会と関係があると考えて犯行を計画したとされます。山口弁護士は、国会議員が旧統一協会から支援を受け、その活動に参加・賛同することは新たな被害につながるとして「反社会的団体である旧統一協会にエールを送るような行為はやめていただきたい」と述べました。


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