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2022年7月9日(土)

比例5氏必ず 訴え広げ抜く

 「一票一票を争う大激戦・大接戦です。『比例は共産党』の支持を広げてください」。参院選最終盤の8日、日本共産党の比例5候補は5議席絶対確保をと、各地を駆け巡り訴えました。

田村智子候補

ジェンダー平等こそ

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 参院選は「本当に大軍拡で良いのか」が問われています。「敵基地攻撃能力」を持って、何かあったらミサイルを撃ち込むぞと言いながら外交をするんですか。憲法9条が「古い」とか「力がない」なんて違います。争いごとを武力で解決しない9条の立場に立った外交を一度でもしたことがあるのかと、自民、公明に問わないといけません。懸命な外交努力ができる日本を一緒につくりましょう。

 そして、日本共産党を大きく伸ばしてジェンダー平等の社会をつくっていきたい。家族のあり方、「私」の生き方を国家が押し付けるんじゃない。同性婚や選択的夫婦別姓を認める国会にしないといけません。これには自民党の議席を減らすしかないんです。共産党を最後の最後まで広げてください。

大門みきし候補

現実政治を動かす党

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 野党の話は聞かない、野党を増やしても仕方がない―。現職大臣が言いました。コロナ対策の時にどれだけ日本共産党の提案で与党、政府が助けられたか。

 例えば持続化給付金です。ドイツで始めたコロナ対策、中小企業支援策。私はいち早く情報をつかみ資料を手に入れ、当時の安倍首相に同様の制度を実現するよう提案しました。安倍さんは「大変現実的な提案をいただいた」と言い、その2週間後に出てきたのが持続化給付金です。440万人、5兆5千億円規模のコロナ対策、中小企業支援策でした。

 現場の運動と日本共産党の国会質問で現実に政治を動かしてきました。日本共産党を大きくしていただいてこそ具体的に、現実に政治は動きます。

いわぶち友候補

原発ゼロと再エネを

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 原発事故さえなかったら、失うことのなかった命がある。当たり前の暮らしがある。この言葉を胸に東京電力福島第1原発事故の被害者の声と実態を示し、原発ゼロの決断を政府に迫ってきました。

 岸田政権がエネルギー供給を口実に、原発を最大限活用すると言っています。福島では今も数万人にも上る方々が故郷を奪われたままだというのに、原発事故はもう終わったと言うのでしょうか。

 最高裁は、巨大津波は想定外だから対策を取ったとしても事故を防ぐことができなかったと、国の責任を認めませんでした。そうであれば原発はなくすしかありません。

 原発ゼロと合わせて再生可能エネルギーの導入を進める仕事を、引き続きやらせてください。

たけだ良介候補

暮らしと未来に希望

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 政治家がやるべきことは二度と戦争しないと誓った憲法9条をいかして絶対に戦争を起こさせない外交努力です。改憲や軍拡で日本を「戦争する国」につくり変える改憲勢力に多数を握らせるわけにはいきません。100年間、戦争反対を貫く日本共産党に平和の願いを託してください。

 物価高なのにどうして年金が削減されるのか。与党と維新が一緒になってこの法案を通したからです。75歳以上の医療費2倍化は国民民主も賛成しました。共産党を伸ばして社会保障を拡充させる政治にきりかえていきましょう。高すぎる学費も問題です。お金がなければ学べない自己責任を押し付ける新自由主義をただし、学費を引き下げて明るい未来を切り開きましょう。

にひそうへい候補

平和外交で針路開く

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 ロシアのウクライナ侵略に乗じた大軍拡、憲法9条改悪への暴走は絶対に許しません。専守防衛も捨て戦争する国へ。これに真正面から立ち向かい、平和の外交への道を徹底して頑張りぬきます。

 今こそ東アジアサミットをアジア全体の本格的な対話の取り組みに発展させましょう。対話を重ね、絶対に軍事衝突にさせない。その積み重ねの上に友好協力条約をアジア全体に広げて戦争の心配のないアジアと日本をつくろうというのが日本共産党の提案です。平和外交で日本の針路を切り開く議席を国会に打ち立ててください。

 大激戦の全国比例で何としても議席を奪還すると、今、猛追しています。日本中に支持を広げ5議席を必ず勝ち取らせてください。


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