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2022年7月8日(金)

基地のない沖縄へ最後まで

イハ候補 那覇駆ける

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(写真)街頭宣伝で訴えるイハ氏=7日、那覇市

 参院沖縄選挙区は、再選を目指す「オール沖縄」のイハ洋一参院議員が、当落線上の重大局面のまま、最終盤に突入しました。「一進一退」の攻防が続く中、最後の最後までの必死の猛奮闘が勝敗を分ける「3日攻防」に入った7日、イハ氏は那覇市内を駆けめぐり、「玉城デニー県政を支え、基地のない平和な沖縄をめざす」と、こん身の訴えで、支持を呼びかけました。

 イハ氏は、沖縄県名護市辺野古の米軍新基地建設に「反対し断念させていく」と強調。1996年に日米両政府が「全面返還」で合意をしておきながら危険性が放置されている米軍普天間基地(同県宜野湾市)を返還させ、経済発展のための「跡地利用につないでいく」と訴えました。

 物価高騰に対して、岸田文雄政権がかたくなに拒否している消費税の5%への減税を実現するため「沖縄からの声も何としても国会に届けていく」と訴えました。学校給食費無償化などの子どもの貧困対策についても「政府に行わせる」と述べ、「子どもたちのため、沖縄の発展のために私に皆さまの一票一票を」と呼びかけました。

 演説を聞いていた那覇市の男性(70)は、戦争になれば「沖縄は戦場になる可能性が大だ」と述べ、軍事費大幅増に反対し、平和外交による解決を訴えるイハ氏に「頑張ってほしい」と語りました。


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