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2022年7月8日(金)

保健所・医療体制強化を

新型コロナ対策、感染者増で

志位氏

 日本共産党の志位和夫委員長は7日、東京都内で、記者団から、東京都で新型コロナウイルスの新規感染者が8500人を超えたことについて問われて、「憂慮すべき事態になっている。再び医療の逼迫(ひっぱく)、医療崩壊が起こらないように、対策を取る必要がある」と述べ、とくに政府に次の2点を求めたいと語りました。

 一つは、保健所の体制強化です。志位氏は、この30年間で保健所の体制が2分の1になったもとで、繰り返しの医療崩壊の大きな要因になったとして、「急いで保健所に予算、人員をつけて、体制を強化すべきだ」と強調しました。

 もう一つは「地域医療構想」の名で進められている急性期ベッド20万床削減計画を撤回することです。「この方針がどれだけ医療従事者のみなさんの心を折ってきたか」と批判しました。

 また、政府のこの間の対応について問われて、志位氏は「政府は保健所にまともに予算をつけず、体制も強化してきていない。私たちが急性期ベッド削減計画の撤回を求めても、撤回してこなかった。政府に対して、この反省にたって、急ぎ対策をとるよう求めたい」と述べました。


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