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2022年7月8日(金)

沖縄・民家に流弾

米軍基地に隣接 朝から銃声響く

 7日、沖縄県の米軍キャンプ・ハンセンに隣接する同県金武(きん)町伊芸区の民家で米軍とみられる流弾事故が起きたことが分かりました。同民家の敷地内で、銃弾が落ちているのが見つかり、ガラスが割れていることが確認されました。現場周辺は住宅街にあり、警察によって規制線がはられ、現場と思われる場所はブルーシートで覆われていました。

 現場近くに住む金城成次さん(81)は、稲刈り中、朝8時ごろから銃声が聞こえていたと言い、「とても怖いです」と語りました。

 日本共産党の赤嶺政賢衆院議員と島袋恵祐県議が現場を訪れ調査しました。赤嶺氏が米軍の実弾射撃の流れ弾の事故が繰り返されていることを指摘し、「住民は不安がある」と、訓練の詳細を問いましたが、防衛省沖縄防衛局の職員は「米軍に詳細を確認中」とのべるにとどめました。

 同区では2008年12月にも、民家駐車場に止まっていた車のナンバープレートに銃弾がめり込んでいるのが見つかっています。


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