2022年7月7日(木)
沖縄の基地なくそう
イハ候補が駆け巡る
 （写真）４区の総決起集会で訴えるイハ氏＝５日、沖縄県南風原町 |
大激戦の参院沖縄選挙区で再選をめざすイハ洋一参院議員の必勝のため５日、衆院選の沖縄４区にあたる地域の総決起集会が同区内の南風原（はえばる）町の街頭で開かれました。イハ氏は、相手自民党候補が容認する沖縄県名護市辺野古の米軍新基地建設の断念と米軍普天間基地（同県宜野湾市）の閉鎖・返還を強く訴えました。
沖縄戦犠牲者の遺骨を含むかもしれない沖縄本島南部の土砂を新基地建設の埋め立てに使う国の計画は「沖縄の人たちの尊厳を冒（おか）す」と批判。同土砂を使用しようとする「日本政府の意図を打ち砕こう。沖縄の尊厳を傷つけるような候補を県民の代表に絶対に選んではいけない」と訴えました。
普天間基地周辺の普天間第二小学校に米軍ヘリの窓枠が落下する事故が起こっても、同小学校上空を米軍機が飛び続けることを許し続けている日本政府を「許してはならない」と述べ、普天間基地の危険性を除去すると言うなら即時の「閉鎖・返還を」と訴えました。
イハ氏は６日、「新しい風・にぬふぁぶし」幹事長の翁長雄治県議とともに那覇市内を駆けめぐり、「命をかけて新基地反対を貫いた故・翁長雄志前知事の思いを引き継ぎ、沖縄の発展のために基地をなくして跡地利用を進めていく」と支持を訴えました。
