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2022年7月6日(水)

学費半額・入学金ゼロへ

要望をシールに込め

札幌で党後援会 学生と対話弾む

 日本共産党北海道青年学生後援会は4日、札幌市厚別区でシールアンケート対話を繰り広げました。

 通学バスの発着地になっている新札幌駅前で、「日本共産党」の赤い腕章を着けたスタッフが下校する学生や社会人に法定ビラを配り、シール投票で22人と対話しました。

 「ジェンダー平等、男女の賃金格差をなくす」にシールを貼った男子高校生は「ジェンダーフリーと言われているのに男女平等にもなっていないと思う。だからこそ実現してほしい」と話しました。

 「軍拡やめよう、憲法いかす平和外交」を選んだ学生は「ウクライナの状況も心配だけど、平和について考えたら武力じゃない方法での外交努力しかないと思う」ときっぱり。

 「学費半額、入学金ゼロ」に貼った中高生たちは「進学を考えた時、日本の学費は高いと聞くから、将来が不安です」などと次々に声を上げました。

 「10日は用事があって投票所に行けないので、投票しません」と話す男子学生は「最低賃金1500円」を選択しました。メンバーが「共産党はアベノミクスで大企業がため込んだ内部留保に時限的に課税して中小企業支援や最賃1500円で暮らしを支える提案をしています」と言って、期日前投票があると伝えました。「それはいいですね」と共感し、「投票に行きます」と変わりました。

政策 学生と響きあう

民青福島県委

 大学生の学費半額、給付奨学金の拡充などを実現させようと4日、福島市の福島大学前でシールアンケート対話が行われました。日本民主青年同盟福島県委員会の主催。多くの学生が声をかけてくるなど、民青や共産党の訴えと響きあう場面が相次ぎました。

 シールボードに書かれていたのは、政治でやってほしい施策などです。施策面では「給付制奨学金の拡充」が最も多く、次いで「ジェンダー平等! 賃金格差をなくす」の順番。「学費半額」への要求は強いものの「実現できっこない」とあきらめ顔です。

 「5年以内に軍事費を2倍の11兆円以上にすると自民党。共産党は大軍拡でなく教育予算こそ増やすべきだと掲げています」と話す同盟員に「そういう政党があるんだ」と驚いていました。

 宣伝行動でチラシを受け取った学生は約150人と予想以上に多く、1人が加盟しました。

 多くの学生と対話した草野空さん=仮名=(27)は「相手の方から声をかけてきて、政治は身近だと感じる契機になったのではないか。共産党の政策を話すと響きあう関係になった」と話しました。


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