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2022年7月3日(日)

大学の自主・自律守る

宮本岳志議員 共産党躍進訴え

大学人のつどい

写真

(写真)大学人のつどいで語り合う宮本議員(左)と山本氏

 京都と大阪の大学人の日本共産党後援会が1日、「日本共産党と語り合う大学の危機打開の道」と題してオンラインシンポジウムを開きました。

 宮本岳志衆院議員は、10兆円の大学ファンドで数校の大学を支援する国際卓越研究大学法は、大学の格差と分断を広げ、国が選んだ大学に「稼げる大学」への変質を迫るものだと批判。大学ファンドにかかわる組織の要職を自民党の甘利明議員に連なる関係者が占めている実態を国会で明らかにした経過を報告し、引き続き追及すると強調。行政の私物化と大学への不当な介入を許さず、大学の自主・自律性を守るため、参院選で共産党の議席を大きく増やしてほしいと訴えました。

 山本健慈・元和歌山大学学長は、国際卓越研究大学法などに明確に批判的立場をとり、一貫して教育予算の増額を主張している共産党への期待を表明。参院選の結果、改憲の流れが進めば「大学・学術は完全に軍事体制に組み込まれる」と指摘し、共産党の役割は「極めて重要で切実だ」と述べました。

 井原聡・東北大学名誉教授は、経済安全保障法は「経済政策の顔をした科学・技術、研究者、企業の軍事への囲い込み法」であり、研究の自由が侵害され、学問の自由が脅かされると解説。堀川あきこ参院比例候補は、平和への思いとともに、高学費で学生を苦しめる高等教育のあり方を変えたいと訴え、「比例5議席を絶対に勝ち取りたい」と力を込めました。


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