しんぶん赤旗

お問い合わせ

日本共産党

赤旗電子版の購読はこちら 赤旗電子版の購読はこちら
このエントリーをはてなブックマークに追加

2022年7月3日(日)

沖縄選挙区 重大局面

首相が執念 イハ陣営「オール沖縄」総結集へ

志位委員長あす那覇へ

写真

(写真)岸田自公政権に絶対に負けられないと訴える「オール沖縄」のイハ候補=2日、沖縄県宜野湾市

 「オール沖縄」のイハ洋一候補が再選を目指し、自民党公認・公明党推薦の新人候補と大激戦を繰り広げている参院沖縄選挙区(改選数1)は、岸田文雄首相が自民候補の押し上げに沖縄へ乗り込むなど、一票が勝敗を左右する重大局面となっています。

 「全国有数の激戦区」。1日、欧州外遊からの帰国後、最初の選挙遊説を沖縄とした岸田首相はこう述べ、議席獲得に執念を燃やしました。県内3カ所の街頭演説で、宜野湾市と沖縄市で1000人規模、大票田の那覇市で企業動員を含め2000人の聴衆が路上を埋め尽くし、勢いをみせています。

 自民候補の知名度不足を自民公明一体の徹底した組織戦と圧倒的な運動量で補い、「勝利がもう目の前」(公明党・金城泰邦衆院議員)と気勢をあげています。

 菅義偉前首相、茂木敏充幹事長ら自民党幹部を連日投入。茂木派や岸田派の秘書団も常駐してテコ入れをしています。自公陣営は、選挙後半を「逆転の7月」と位置づけ、大攻勢をかけています。

 イハ候補と「オール沖縄」は「絶対に負けられない」と、「オール沖縄」の力を総結集し、「平和の1議席」を何としても守り抜こうと猛奮闘。4日には那覇市で、日本共産党の志位和夫委員長も参加する街頭演説が行われ、総決起をはかります。


pageup