2022年7月2日(土)

消費税減税を　力込め

高知で穀田氏

（写真）松本候補（左）と訴える穀田氏＝１日、高知市

　日本共産党の穀田恵二国対委員長・衆院議員は１日、高知県高知市、南国市、香南市、香美市の計７カ所で街頭演説し、「平和、暮らしを守る、野党共闘で政治を変える願いの一票を」と訴えました。比例で、にひそうへい前参院議員ら５人全員、徳島・高知選挙区では市民と野党の共同候補、党の松本けんじ氏を押し上げてほしいと呼びかけました。

　穀田氏は暮らしの問題で、具体的な財源を示して賃上げを提起しているのが共産党だと強調。消費税の導入から一貫して反対する唯一の党だとし、「消費税減税の提起は多くの野党が賛同している。ここに共産党の力がある」と力説しました。

　また、松本氏には立憲民主党県連代表の武内則男前衆院議員も応援していると紹介。「共産党は共闘を守るために頑張る。安保法制を廃止し、立憲主義を取り戻す共闘の原点を守り抜くのが松本さんだ」と強調しました。

　高知市で穀田氏と合流した松本氏は「多くの政党が軍事拡大へかじを切る今、平和を守れと１００年、声を上げてきた共産党が伸びることが平和、憲法守れの願いを実現する力になる」と訴えました。

　南国市の男性（７５）は「憲法９条を変え、軍事費を増やすのを止めてほしい」と党躍進に期待を寄せました。